LockRon(スマートキャビネット・IoTロッカー)成功事例

smart cabinet

課題

スリランカの観光業は急成長し200万人以上の観光客が来訪。シーギリヤやスリ・パダヤなどの広範囲な観光地を巡る際、重い荷物の持ち運びが課題となっていました。荷物保管のためだけにホテルを借りるのは高額であり、従来の保管場所は安全性に不安がありました。

観光地は国内に点在しており、荷物を持ち歩くのは非常に負担です。世界の8番目の不思議とも呼ばれるシーギリヤロック(高さ600フィート超)や、5500段以上のスリ・パダヤ、ヒッカドゥワビーチ、ハンタナ山など、観光客が訪れる場所は多岐にわたります。

多くの観光地は宿泊ホテルから離れており、1日に複数箇所を巡るため、荷物保管のためだけにホテルを借りるのは高額です。一時保管場所は安全性や料金面で不安があり、適切な場所が見つからない場合は荷物を持ち歩くしかなく、時間と体力の浪費になります。

解決策

IoTクラウドとモバイルアプリを連携させた「スマートキャビネット」を開発。アプリで設置場所や空き状況を確認・予約し、発行されたパスコードで解錠可能。不正アクセスの試みはアプリに即時通知されます。

アイデア段階

既存のロッカーは鍵式で壊されやすく信頼性に欠けていました。観光客が荷物を安全に保管したいというニーズに着目し、クライアントはロッカーにIoT技術を融合させるアイデアを着想しました。

プロトタイプ

プロトタイプ: 磁気ドアセンサー、アプリ、GSMモジュールを用いて鍵保管用ロッカーを試作。

MVP段階

MVP: パスコード生成や警告アラート機能を備えたハードウェアとソフトウェアを一体開発しました。

商用化の準備が整った後も、モバイルアプリの改善が続けられました。

商用化

シーギリヤの店舗と提携してベータ版を立ち上げ。パンデミックの停滞期には、沿岸部から高地エリアまで全国展開に向けた市場分析と準備を進めました。

成果・結果

観光客はホテル部屋代の出費を抑え、観光地のすぐ近くで安全・格安に荷物を預けられるようになりました。移動ストレスが軽減され、観光体験の向上が実現しました。